大急ぎで駆け回ったアメリカでしたが、素晴らしい経験と勉強を沢山させてもらいました。
現在、フレームドラム演奏の中心はアメリカと言っていいほど、
グレンの編み出した演奏法はクーパーマン社の素晴らしいドラムと共に発展を続けています。
そしてミラクルテクニックの奏者も数多く存在します。
そんな世界レベルの演奏を間近で経験出来た私はとてもラッキーでしたし、
これからの学習方法も含め数多くの収穫を得ました。
またアメリカという街を移動のアムトラックやバスや車中から見ていると、
なんて多くのものを日本はアメリカから取り入れて発展してきたのだろう・・・と感じました。
これからは日本ももっと独自の文化を発信して行かなくては。
帰途、ニューアーク空港へ向かうタクシーの中で運転手さんが、
「○○というデパートには行った?」と聞くので、「行っていない」と答えると、
「なんでニューヨークに来たのに行かないの?外国人なら割引があるのに」と怪訝そうな顔をしていましたが、
私の目的はただひとつ、「フレームドラム!」です。
アラスカ〜ロシア上空を飛んでいた時、凍土が広がる平原が国境など関係なく続いているのを見て、
「世界はつながっているんだな」と実感しました。
何故私がフレームドラムに出会い、こんなに夢中になってしまったのかわかりません。
しかし人類史の始め頃から存在し、女性によって演奏され、平和な時代を築いてきたこの楽器を、
21世紀という人類の岐路にさしかかった時代に生きる私が再び手にしたということは、
何らかの意味があることなのかもしれません。
フレームドラムを求める旅は、私自身のルーツを探る心の旅とも言えるでしょう。
これからもフレームドラムに導かれるまま、世界中を旅して回りたいと思います。